豪ドル週間見通し:弱含みか、利上げ終了予想で円売り縮小も

■弱含み、追加利上げの可能性は低いとの見方が強まる

今週の豪ドル・円は弱含み。豪準備銀行(中央銀行)は政策金利を0.25ポイント引き上げたが、追加利上げの可能性は低いとの見方から豪ドル売り・円買いが優勢になった。ただ、原油先物と米国株式の反発を受けてリスク回避の豪ドル売り・円買いは週末前にやや縮小した。取引レンジ:96円04銭-97円59銭。

■弱含みか、利上げ終了予想で円売り縮小も

来週の豪ドル・円は弱含みか。豪準備銀行(中央銀行)は、「インフレ率の目標への押し下げで、一段と確信できるようになるには利上げが適切と判断」として、政策金利の0.25ポイント引き上げを決めた。ただ、追加利上げの可能性は低いとみられており、リスク選好的な豪ドル買い・円売りがただちに強まる状況ではないとみられる。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・16日:10月雇用統計(9月:失業率3.6%、雇用者数増減+0.67万人)

予想レンジ:95円50銭-97円50銭

《FA》