NY外為:ドル・円再び143円台、米金利上昇に転じる、賃金上昇や失業率は低下

NY外為市場ではドル売りが一段落した。米10年債利回りは4.00%まで低下後、再び4.087%まで上昇した。

米6月雇用統計で雇用者数の伸びが予想を下回り金利は低下したが、賃金の伸びが予想外に拡大したほか、失業率も予想通り低下し、労働市場は依然強いとの見方に金利は再び上昇に転じた。

ドル・円は142円62銭まで下落後、143円40銭まで戻した。ユーロ・ドルは1.0874ドルから1.0931ドルまで上昇後、1.0906ドルへ反落。
ポンド・ドルは1.2751ドルから1.2808ドルのレンジで上下に振れた。

《KY》