米大手銀の調査によると、7月5日までの1週間で米株式ファンドに138億ドルの資金流入があったと報告している。
ただ、ストラテジストは人工知能（AI）への資金流入は依然として投機的で、FRBによる利上げ継続で投資家が売り始めれば、最も脆弱な反応が警戒されるとも指摘した。それでも、AI関連と大手IT・ハイテクが新たな金利ショックを跳ねのけることができれば、下半期にはベビーバブルがもっと大きなものに成熟する可能性があるという。
規模別では大型株に129億ドル、小型株に4億ドルの資金が流入。半面、グロースは6億ドル、バリューは12億ドルの資金が流出した。
セクター別ではIT・ハイテクに9億ドルの資金が流入、金融と不動産はそれぞれ4億ドルの資金が流出した。