アジア株 中国本土株がしっかり

東京時間18:02現在
香港ハンセン指数 18916.43(-17.93 -0.09%)
中国上海総合指数 3202.06(+19.68 +0.62%)
台湾加権指数 16915.54(-26.76 -0.16%)
韓国総合株価指数 2564.28(+14.26 +0.56%)
豪ASX200指数 7203.30(+8.39 +0.12%)
インドSENSEX30種 64546.85(+631.43 +0.99%)

30日のアジア株は景気対策期待で中国本土株が買われたものの、香港株が小幅安で引けるなど、勢いが見られず。中国に関しては朝に発表された購買担当者景気指数が冴えない結果となったが、こちらに対する反応は鈍かった。

上海総合指数は反発。素材、情報技術、エネルギー、金融などの買いが目立っており、情報技術関連の占める割合が大きい深セン総合は上海総合以上に上昇している。電子機器受託生産のフォックスコン(ホンハイ)が5.88%の大幅高となり、上昇寄与度一位。中国四大銀行の中国工商銀行、中国農業銀行、中国銀行が上昇寄与度上位に並んだ。石炭エネルギーのシェンファエナジー、石油大手の中国石油化工(シノペック)なども強い。時価総額トップの酒造会社貴州茅壺酒、保険会社の中国人寿保険(チャイナ・ライフ・インシュアランス)などの売りが出ている。

香港ハンセン指数は前日終値前後での推移が続いた。通信会社の中国聯通(チャイナ・ユニコム)、バイオ医療の薬明生物技術(ウーシーバイオロジクス)、自動車大手吉利汽車(ジーリーオートモービル)などが買われた。電子機器製造のレノボ、電子商取引・食品デリバリーの美団などが売られている。

豪ASX200指数は小幅反発。朝方はマイナス圏での推移となったが、買い戻しがが入った。情報技術、資本財などが買われ、ヘルスケアに売りが出ていた。ソフトウェア会社のゼロ、デジタル情報のREAなどが買われ、医療診断のソニックヘルスケアなどに売りが出ていた。