このあと5月分の米中古住宅販売件数 3カ月連続の減少が見込まれる

このあと日本時間23時に5月分の米中古住宅販売件数が発表される。予想では年率換算で420万件と3カ月連続の減少が見込まれている。ここに来て住宅ローンの上昇も一服しており、需要は底堅いものの、販売在庫が少なく、需要に供給が追いついていないことが示されている。今回も同様の状況が見込まれているようだ。

在庫減に関しては、高金利の環境下のため、低金利時代に購入した消費者からの買い替え需要が低下していることが要因と見られている。

先月末に発表の先行指標として意識される米中古住宅販売仮契約件数が予想を下回っていたことも今回の予想に反映されているものと見られる。

米中古住宅販売件数(5月)23:00
予想 420万件 前回 428万件