NY外為:ドル買い再開、パウエルFRB議長の上院銀行委での証言控え

NY外為市場では米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の上院銀行委での証言を控え、タカ派の内容を織り込むドル買いが再開した。朝方は週次失業保険継続受給者数が予想を上回りドル売りが優勢となったがその後、金利が上昇に転じドル買いが再び優勢となった。

米2年債利回りは4.68%まで低下後、上昇に転じ4.75%で推移。ドル・円は141円80銭まで下落後、142円44銭まで上昇し年初来高値を更新した。ユーロ・ドルは1.1000ドルから1.0968ドルまで下落。