ETF売買動向=8日前引け、野村エネ資源、野村新興国債が新高値

8日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比52.7%減の1543億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同54.5%減の1323億円だった。

個別ではNEXT インド株式 <1678> 、MAXIS JAPAN設備・人材積極投資企業200 <1485> 、NEXT ブラジル株式指数ボベスパ連動型上場投信 <1325> 、WisdomTree ガソリン上場投資信託 <1691> 、NEXT 配当貴族 <2044> など15銘柄が新高値。NEXT FUNDS米国投資適格社債 <2554> 、上場インデックスファンド豪州国債(為替ヘッジあり) <2843> が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではNEXT 原油ブル <2038> が3.95%高、iFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> が3.46%高と大幅な上昇。

一方、NEXT 電機・精密 <1625> は3.97%安、iFreeETF NASDAQ100 レバレッジ <2869> は3.45%安と大幅に下落した。

日経平均株価が42円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金808億6400万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均982億7100万円を大きく下回っており低調。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が107億9300万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が99億6200万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が77億5400万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が76億7800万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が75億5400万円の売買代金となった。