総じて堅調も引けにかけて上げ幅縮小=欧州株概況

きょうの欧州株式市場は総じて堅調な動きとなった。ただ、債務上限問題を受けた米株の急落もあって、引けにかけて上げ幅は縮まった。終値は、FTSE100指数が前営業日比14.57ポイント高の7756.87ポイント、仏CAC40指数が前営業日比45.07ポイント高の7491.96ポイントとなっている。フランクフルト(独)市場は、DAX指数が前営業日比112.02ポイント高の1万6275.38ポイントとなっている。

米政府の債務上限引き上げを巡る与野党協議は、合意が近いのではとの期待が広がったことで、一次世界的な株高を誘ったが、共和党側の担当者が突如退席し、再開のめどが不明との報道に一気に警戒感が広がった。

独ダックスは16331台をつけていたが16275台まで下げて引けている。医薬品のメルク、ミュンヘン再保険、ハノーバー再保険、ポルシェなどが強い。英FTは石油メジャーのシェル、医薬品のアストラゼネカなどが堅調。

MINKABU PRESS