NY外為:ドル売り一服、米金利再び上昇

NY外為市場でドル売りが一段落した。ドル・円は137円43銭まで下落後、137円90銭まで反発。ユーロ・ドルは1.0826ドルまで上昇後、1.0820ドル前後で伸び悩んだ。ポンド・ドルは1.2484ドルの高値から1.2465ドルへ反落。

米10年債利回りは3.63%まで低下後、3.66%まで上昇した。債務上限交渉の中断やパウエルFRB議長が信用ストレスでそんなに高い水準に利上げが必要にならない可能性を指摘したため6月連邦公開市場委員会(FOMC)での追加利上げ観測後退に金利が低下したため一時ドルの売戻しが加速した。その後、金利が再び上昇したためドル売りが後退。

米国株式相場も下げが一服。ダウは一時200ドル近く下落後、78ドル安で推移した。