ETF売買動向=9日大引け、全銘柄の合計売買代金1787億円

9日の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比26.1%減の1787億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同30.5%減の1405億円だった。

個別では中国H株ブル2倍上場投信 <1572> 、NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株30種 <1546> 、グローバルX スーパーディビィデンド-US <2253> 、MAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信 <1550> 、NEXT FUNDS NASDAQ-100 <1545> など24銘柄が新高値。NEXT 運輸・物流 <1628> 、NEXT FUNDS 国内債券・NOMURA <2510> が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではNEXT FUNDSドイツ株式・DAX <2860> が4.66%高と大幅な上昇。

日経平均株価が128円安の大幅下落となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金945億6900万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均1271億5700万円を大きく下回っており低調。

その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が84億9800万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が75億6100万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が72億6500万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が60億100万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が49億7200万円の売買代金となった。