NY為替:日本の円安是正介入の思惑に円売り限定的、米金利低下でドルも反落

29日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円87銭まで上昇後、155円10銭まで反落し、156円34銭で引けた。米4月ダラス連銀製造業活動指数が予想外に低下し、長期金利低下に伴いドルは反落した。日本当局の円安是正介入への思惑もくすぶり一時円買いが再び加速。ただ、押し目でのドル買い・円売り意欲も強く、下げ止まった。

ユーロ・ドルは1.0690ドルへ下落後、1.0730ドルまで上昇し、1.0720ドルで引けた。ユーロ・円は、168円00銭まで上昇後、166円38銭まで反落。ポンド・ドルは1.2515ドルから1.2570ドルまで上昇。ドル・スイスは0.9133フランから0.9088フランまで下落した。

《MK》