ETF売買動向=24日前引け、野村インド株、WT小麦が新高値

24日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比29.7%増の1849億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同35.3%増の1593億円だった。

個別では中国H株ブル2倍上場投信 <1572> 、NEXT FUNDS FTSEブルサ・マレーシア <1560> 、上場インデックスファンド海外新興国株式 <1681> 、NEXT インド株式 <1678> 、WisdomTree 穀物上場投資信託 <1688> など6銘柄が新高値。NEXT FUNDS ブルームバーグ・ドイツ国債 <2245> 、上場インデックスファンド豪州国債(為替ヘッジあり) <2843> が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではグローバルX 半導体関連-日本株式 <2644> が5.12%高、NEXT 韓国KOSPIダブル・ブル <2033> が4.88%高、iFreeETF NASDAQ100 レバレッジ <2869> が4.47%高、グローバルX 半導体 ETF <2243> が4.01%高、グローバルX US テック・トップ20 ETF <2244> が3.61%高と大幅な上昇。

一方、iFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> は4.77%安、iFreeETF S&P500 インバース <2249> は3.07%安と大幅に下落した。

日経平均株価が777円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1027億4200万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1232億8900万円を大きく下回っており低調。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が116億4100万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が82億200万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が77億7200万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が73億6200万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が68億5000万円の売買代金となった。