ETF売買動向=19日前引け、野村金連動、SPDRが新高値

19日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比99.4%増の3872億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同87.5%増の3131億円だった。

個別ではSPDRゴールド・シェア <1326> 、NEXT 金価格連動型 <1328> 、WisdomTree 銅上場投資信託 <1693> が新高値。グローバルX ロジスティクス・REIT ETF <2864> 、NEXT FUNDS ダウ・ジョーンズ工業株 <2846> 、NEXT 東証グロース市場250 <2042> 、グローバルX 日経225カバード・コール <2858> 、NEXT 運輸・物流 <1628> など20銘柄が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではiFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> が5.58%高、NEXT 原油ブル <2038> が4.02%高、iFreeETF S&P500 インバース <2249> が3.86%高と大幅な上昇。

一方、グローバルX 半導体関連-日本株式 <2644> は7.72%安、NEXT インドブル <2046> は5.85%安、iFreeETF NASDAQ100 レバレッジ <2869> は5.46%安、グローバルX 半導体 ETF <2243> は5.44%安、NEXT 韓国KOSPIダブル・ブル <2033> は5.30%安と大幅に下落した。

日経平均株価が1260円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1978億2200万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金1142億4700万円を大きく上回る活況となった。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が258億6200万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が152億5200万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が152億4200万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が150億4300万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が121億7700万円の売買代金となった。