アジア株 中国関連株の下げがやや優勢

東京時間18:11現在
香港ハンセン指数 16529.48(-207.64 -1.24%)
中国上海総合指数 3062.76(-22.17 -0.72%)
台湾加権指数 19857.20(-22.65 -0.11%)
韓国総合株価指数 2656.17(-29.67 -1.10%)
豪ASX200指数 7703.23(+27.38 +0.36%)
インドSENSEX30種 72058.25(-690.17 -0.95%)

19日のアジア株は中国関連の下げがやや優勢となった。18日の上昇に対する調整などが入ったと見られる。豪準備銀行が3会合連続の据え置きを決定した豪州は、追加的な引き締めの言及が外されたが、小幅高に留まっている。

上海総合指数は反落。幅広く売りが出る中で金融、ヘルスケアなどの下げが目立った。中国四大銀行の中国農業銀行、中国銀行が下げ寄与度上位。保険大手の中国人寿保険、医薬品の江蘇恒瑞、医療製品の無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)などが売られた。受託生産のフォックスコン、石炭エネルギーのシンファエナジーなどが買われた。

香港ハンセン指数は反落。新興EVの理想汽車は、同社初の純EV「MEGA」の注文が弱く、7.77%安。上海総合と同様に医療製品の無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)も大きく売られている。再生可能エネルギーの信義光能(シンイーソーラー)が上昇。

豪ASX200指数は小幅続伸。素材関連の買いが目立ち鉱山大手BHP、リオティント、フォーテスキューなどの買いが目立っている。レンガ・粘土製品のブリックワークスなどが軟調。