このあと1月の米新築住宅販売件数 さらに増加が見込まれる

このあと日本時間0時に1月の米新築住宅販売件数が発表される。予想は年率換算で68.5万件と予想を上回る伸びを見せた前回から、さらに増加が見込まれている。住宅ローン金利の低下が前回に引き続き後押しすると見ているようだ。足元は再上昇しているものの、1月の住宅ローン金利は月間で7%前後に安定している。

新築に関しては、中古住宅の在庫薄が購買意欲を高める要因の1つとされているが、1月の中古住宅の在庫水準は3.0カ月分と相変わらずの低水準が続いている。持ち家の所有者が自宅の住み替えに依然消極的な中、新築市場は引き続き恩恵を受ける可能性があると見られている。

今月発表の住宅建設業者の景況感を示すNAHB住宅市場指数も予想以上の上昇を見せていた。一方、1月の米住宅着工件数や許可件数は予想以上の減少を示していた点はリスク。

*米新築住宅販売件数(1月)0:00
予想 68.5万件 前回 66.4万件(年率換算)