欧州為替:手掛かり材料不足で主要通貨の為替取引は動意薄

23日のロンドン外為市場でドル・円は、150円53銭から150円76銭まで買われた。日本銀行による金融緩和策長期継続への期待でリスク選好的な円売りが観測された。

ユーロ・ドルは、1.0833ドルから1.0814ドルまで下落。ユーロ・円は、163円03銭から163円17銭まで強含み。ドイツの2月IFO企業景況感指数は市場予想と一致したが、特に目立った反応は確認されず。

ポンド・ドルは、1.2677ドルから1.2649ドルまで下落。ドル・スイスフランは、0.8803フランから0.8820フランまで上昇した。

[経済指標]
・独・2月IFO企業景況感指数:85.5(予想:85.5、12月:85.2)

[要人発言]
・欧州中央銀行(ECB)シュナーベル氏
「ユーロ圏経済は底を打ちつつある」

《MK》