アジア株 概ね上昇、上海株は続伸 香港株はやや下げる

東京時間17:36現在
香港ハンセン指数 16725.86(-17.09 -0.10%)
中国上海総合指数 3004.88(+16.52 +0.55%)
台湾加権指数 18889.19(+36.41 +0.19%)
韓国総合株価指数 2667.70(+3.43 +0.13%)
豪ASX200指数 7643.59(+32.34 +0.42%)
インドSENSEX30種 73208.25(+50.01 +0.07%)

23日のアジア株は総じて上昇。昨日は、米半導体大手のエヌビディアの好決算を受けて、世界中に株高の動きが広がった経緯がある。きょうは週末を控えていることもあって、昨日ほどの勢いには欠けているものの、調整の動きは限定的。底堅い値動きを維持している。

上海総合指数は続伸。中国農業銀行、華夏銀行、交通銀行など大手銀行が上昇を主導した。不動産関連の金地集団が上昇。住宅販売価格の下落幅が縮小したことが好感され、政策期待も後押しした。自動車メーカーの長城汽車、安徴江准汽車なども買われた。一方で、エネルギー関連の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、中国神華能源などは売られた。

香港ハンセン指数は小反落。高安まちまちとなるなかで、やや利益確定売りが勝った。保険大手AIAグループが下げを主導。不動産の九龍倉置業地産投資(ワーフ・リアルエステート)の下げも目立った。パソコン大手レノボも売りに押された。一方で、中国蒙牛乳業、華潤ビールなど食品飲料関連が買われ、百度(バイドゥ)、美団(メイトゥアン)、李寧(リーニン)、中国平安保険などは買われた。

豪ASX200指数は小幅続伸。半導体のウィービット・ナノが値を飛ばした。ゼロやデータ・ナンバー・スリーなどソフト会社も堅調。小売関連のウェスファーマーズ、ゲーム関連のタブコープ・ホールディングスも買われている。NABなど大手銀行株も総じて高い。素材関連は高安まちまち。天然ガスインフラのAPAグループなど公益関連株は軟調だった。