米小売売上高、予想以上に減少

日本時間22時半に発表された1月の米小売売上高は前月比0.8%減少となり、予想を大きく下回った。予想は0.2%の減少だった。自動車を除いたコア指数も前月比0.6%減少と予想外の減少となった。

一方、GDP算出に使用される飲食店と自動車ディーラー、建材店、ガソリンスタンドを除いた売上高は前月比0.4%減と、こちらも予想外の減少となっている。自動車関連やガソリンスタンド、建設資材の売上減が重石となった。

この結果を受けてドルや米国債利回りは下げる一方、米株先物市場は買いの反応を見せている。ドル円は150円を再び割り込む展開。

*米小売売上高(1月)22:30
結果 -0.8%
予想 0.1% 前回 0.4%(0.6%から修正)(前月比)
結果 -0.6%
予想 0.3% 前回 0.4%(自動車除くコア・前月比)

*米株価指数先物(3月限)(NY時間08:37)(日本時間22:37)
ダウ先物 38588(+94.00 +0.24%)
S&P500 5028.25(+10.25 +0.20%)
ナスダック100先物 17918.25(+37.25 +0.21%)

*米国債利回り(NY時間08:47)(日本時間22:47)
2年債 4.506(-0.072)
10年債 4.197(-0.059)
30年債 4.389(-0.045)
期待インフレ率 2.284(-0.019)
※期待インフレ率は10年債で算出

USD/JPY 149.84 EUR/USD 1.0766 GBP/USD 1.2564