このあと1月調査分のISM非製造業景気指数 拡大領域での推移が予想される

*ISM非製造業景気指数(1月)0:00
予想 52.2 前回 50.6

このあと日本時間0時に1月調査分のISM非製造業景気指数が発表される。予想は52.2と、急減速した前回から反転が見込まれている。前回は雇用指数が約3年ぶりの大幅な縮小を示し、全体を圧迫していた。

米サービス業は底堅い推移を続けており、指数は判断基準の50を上回る推移が続いている。パンデミック以降で50を下回る縮小領域に入ったのは1度しかなく、今回も拡大領域での推移が維持されることが期待されている。

ただ、類似指標である1月分の各米地区連銀調査では、NY連銀はマイナス幅を縮小させていたものの、ダラスとフィラデルフィアは低下し、特にフィラデルフィアは拡大から縮小に反転していた。また、外食や宿泊などの裁量カテゴリーの支出減少を伝えるニュースも多く聞かれ、サ-ビス業の活動を制限した可能性が高く、その点では予想を下回る内容も留意される。