米財務省、四半期定例入札の規模引き上げ 計1210億ドルに

米財務省が先ほど、来週の四半期定例入札の規模を発表し、3年、10年、30年債で計1210億ドル発行する。米財務省は今週、10月下旬に発表した1-3月期の借入額予想を前回の8160億ドルから7600億ドルに下方修正していた。予想される純財政フローの増加と、今四半期の開始時に予想より多くの現金が手元にあったためとしている。市場の多くは、借入額は予想を若干上振れると見込んでいたが、逆の修正となった。これらを受けて市場からは、今後の四半期定例入札の拡大はこれが最後との見方が出ている。

*来週の四半期定例入札
6日(火):3年債 540億ドル
7日(水):10年債 420億ドル
8日(火) 30年債 250億ドル
計1210億ドル