このあとISM製造業景気指数 若干の上昇予想も縮小圏で変わりなし

このあと日本時間0時に12月のISM製造業景気指数が発表される。予想コンセンサスは47.2と前回から若干の上昇が予想されている。ただ、14カ月連続で50は下回ると見られており、縮小圏での推移に変わりはない。

今回は新規受注が生産活動を下支えし、若干上昇が期待されているようだが、借り入れコスト上昇と需要減退で企業は設備投資計画の見直しを余儀なくされており、米製造業は停滞が続くと見られている。直近のデータは弱いながらも、活動が安定しつつある兆候を示しているが、浮上の兆しまではまだ見られていない。

一方、需給バランスが回復していることから、仕入れ価格は底を打ったと見られ、今後のディスインフレ圧力は限定的なものに留まると見られているようだ。

*ISM製造業景気指数(12月)0:00
予想 47.2 前回 46.7