アジア株 総じて上昇、上海株は3日続伸

東京時間18:05現在
香港ハンセン指数 17047.39(+3.86 +0.02%)
中国上海総合指数 2974.94(+20.23 +0.68%)
台湾加権指数 17930.81(+20.44 +0.11%)
韓国総合株価指数 2655.28(+41.78 +1.60%)
豪ASX200指数 7590.82(-23.46 -0.31%)
インドSENSEX30種 72131.88(-278.50 -0.38%)

29日のアジア株は総じて上昇。年末年始の休暇を控えてポジション調整の動きから一部の市場では軟調な動きを見せた。一方で、米国株価指数先物の時間外取引での上昇や上海株の続伸などを受けて、買い優勢で推移する市場も見られた。韓国市場、タイ市場は休場。上海株は3日続伸。当局による政策期待などを背景に上昇しており、このところは直近の安値圏から戻り歩調で推移している。

上海総合指数は3日続伸。通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、機器メーカーの国電南端科技、石炭会社の陝西煤業、銀行大手の中国農業銀行、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、造船メーカーの中国船舶工業が買われた。

香港ハンセン指数は小幅続伸。医薬品会社の国薬控股(シノファーム・グループ)、自動車メーカーの吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)、医薬品メーカーの中国生物製薬(シノ・バイオファーマシューティカル)が買われる一方で、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、ビール会社の華潤ビール(チャイナ・リソーシズ・ビール)が売られた。

豪ASX200指数は小反落。建設資材メーカーのジェームス・ハーディ・インダストリーズ、不動産会社のグッドマン・グループが買われる一方で、資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループが売られた。