アジア株 軒並み上昇、香港株は大幅反発

東京時間18:02現在
香港ハンセン指数 16624.84(+284.43 +1.74%)
中国上海総合指数 2914.61(+15.74 +0.54%)
台湾加権指数 17891.50(+139.77 +0.79%)
韓国総合株価指数 2613.50(+10.91 +0.42%)
豪ASX200指数 7561.22(+59.67 +0.80%)
インドSENSEX30種 71711.56(+374.76 +0.53%)

27日のアジア株は軒並み上昇。前日の米国株の上昇や11月の中国工業利益が前月から改善を見せたことなどを背景にアジア株はおおむね買い優勢で推移した。香港株は大幅反発。連休前に中国当局がオンラインゲームの規制強化を発表して香港株は急落したものの、当局が規制案の修正と改善に関するコメントを発表したことで、警戒感が後退して買いにつながった。

上海総合指数は反発。石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)、石炭エネルギー会社の中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー)、通信会社のチャイナ・ユナイテッド・ネットワーク・コミュニケーションズが買われる一方で、保険大手の中国人寿保険、酒造会社の貴州茅臺酒が売られた。

香港ハンセン指数は大幅反発。インターネット・サービス会社の網易、自動車販売の中升控股(チョンサン・グループ・ホールディングス)、インターネット関連サービスの騰訊控股(テンセント・ホールディングス)、通信機器・部品メーカーの小米集団(シャオミ)、複合企業の中国中信(シティック)が買われた。

豪ASX200指数は反発。資源・鉱山会社のBHPグループ、医薬品メーカーのCSL、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、不動産会社のグッドマン・グループ、投資銀行のマッコーリー・グループ、建設資材メーカーのジェームス・ハーディ・インダストリーズが買われた。