アジア株 総じて上昇、香港株は反発

東京時間17:58現在
香港ハンセン指数 16463.26(+135.40 +0.83%)
中国上海総合指数 2968.93(-3.36 -0.11%)
台湾加権指数 17360.72(+32.71 +0.19%)
韓国総合株価指数 2495.38(+1.10 +0.04%)
豪ASX200指数 7178.35(+116.80 +1.65%)
インドSENSEX30種 69637.19(+341.05 +0.49%)

6日のアジア太平洋株式市場は総じて上昇。アジア株は前日に下落した反動や米国株価指数先物の時間外取引での上昇などから堅調に推移する市場が多かった。上海株は小幅続落。昨日、格付け会社ムーディーズは中国の信用格付け見通しを「安定的」から「ネガティブ」に変更すると発表したことなどが圧迫要因となった。香港株は反発。前日までの下げの反動から自立反発狙いの買いが広がった。

中国大陸市場で上海総合指数は小幅続落。医療製品メーカーの無錫薬明康徳新薬開発(ウーシー・アップテック)、太陽光エネルギー関連メーカーの隆基緑能科技が買われる一方で、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)、銀行大手の中国農業銀行、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)が売られた。

香港ハンセン指数は反発。コンピュータ・メーカーのレノボ・グループ、インターネット・サービス会社の網易が買われる一方で、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー)、医薬品メーカーの中国生物製薬(シノ・バイオファーマシューティカル)、ヘルスケア情報のアリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー、ビール醸造会社の百威亜太(バドワイザー・ブリューイング・カンパニーAPAC)が売られた。

豪ASX200指数は大幅反発。資源・鉱山会社のBHPグループ、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、医薬品メーカーのCSL、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズ、小売会社のウールワース・グループ、石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループが買われた。

MINKABU PRESS