アジア株 高安まちまち 上海・香港株が堅調も豪州株は売られる

東京時間17:47現在
香港ハンセン指数 17910.84(+176.24 +0.99%)
中国上海総合指数 3061.86(+18.25 +0.60%)
台湾加権指数 17294.55(-15.71 -0.09%)
韓国総合株価指数 2514.96(+3.26 +0.13%)
豪ASX200指数 7029.18(-44.19 -0.62%)
インドSENSEX30種 66084.81(+61.57 +0.09%)

23日のアジア太平洋株式市場は高安まちまち。上海・香港株は堅調。中国全人代常務委員会が不動産関連のファイナンス強化を銀行に要請しており、不動産株が買われている。一方、豪州株は豪中銀がインフレ警戒からタカ派姿勢を示していることや、不安的な原油市況が重石となっているようだ。

上海総合指数は反発。保険大手の中国人寿保険、酒造会社の貴州茅臺酒、石炭会社の中国神華能源、自動車メーカーの長城汽車、不動産大手の保利置業集団などが上昇を主導した。中国政府が不動産会社への無担保運転資金融資を検討と報じられるなど不動産支援策への期待が広がった。

香港ハンセン指数は続伸。不動産大手の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、カントリーガーデンなどが二桁台の上昇率となった。中国海外発展も堅調。中国政府の不動産支援策への期待が膨らんだもよう。自動車販売の中升控股が上昇。昨日から引き続きインターネット検索サイト会社の百度(バイドゥ)も買われた。

豪ASX200指数は続落。資源・鉱山会社のBHPグループ、フォーテスキューメタルズ、リオティントなどが下げを主導。不安定に推移する原油市況が警戒されたようだ。石油会社のウッドサイドエナジー、液化天然ガス大手のサントスなども安い。大手銀行株も総じて軟調。CBA、ANZなどが売られている。一方、WBCは買われている。