10月のISM非製造業景気指数は予想下回る ただ、判断基準の50は維持

*ISM非製造業景気指数(10月)23:00
結果 51.8
予想 53.0 前回 53.6
事業活動 54.1(58.8)
新規受注 55.5(51.8)
雇用 50.2(53.4)
入荷水準 47.5(50.4)
仕入価格 58.6(58.9)
在庫増減 49.5(54.2)
輸出 48.8(63.7)
輸入 60.0(50.6)
()は前回

日本時間23時に10月のISM非製造業景気指数が発表され、51.8と前回から5カ月ぶりの水準に低下し予想も下回った。前回大きく低下していた新規受注は反転。ただ、雇用は鈍化傾向を示した。判断基準の50は維持しているものの、第4四半期の景気後退を示唆する内容となっている。

インフレの上昇、金利の高止まり、学生ローンの返済再開が圧迫すると見られているほか、力強かった雇用も陰りが見え始めており、今後の個人消費への警戒感も示唆されている。

この発表を受けて、為替市場ではドル売りの反応が見られたものの、直ぐに戻す展開。米株式市場はプラス圏での推移が続いている。

NY株式3日(NY時間10:15)
ダウ平均 33998.16(+159.08 +0.48%)
ナスダック 13399.48(+105.29 +0.81%)
CME日経平均先物 32665(大証終比:+785 +2.43%)

米国債利回り(NY時間10:15)
2年債 4.895(-0.094)
10年債 4.544(-0.116)
30年債 4.715(-0.086)
期待インフレ率 2.374(-0.015)
※期待インフレ率は10年債で算出

USD/JPY 149.71 EUR/USD 1.0699 GBP/USD 1.2314