このあと10月のISM非製造業景気指数 予想下回れば敏感な反応も留意

このあと日本時間23時に10月のISM非製造業景気指数が発表され、予想は53.0と前回から若干の低下が予想されているものの、判断基準の50は維持すると見られている。前回9月分は新規受注が今年の最低水準に落ち込んだものの、全体指数は3カ月ぶりの高水準に上昇した。娯楽・レクリエーション、宿泊・飲食サービスなどのセクターで新規受注は減少していた。

インフレの上昇、金利の高止まり、学生ローンの返済再開を考えると、第4四半期は全体的に需要鈍化が予想されている。今回は若干の低下が見込まれているが、予想を下回る可能性も留意される。その場合、先ほど発表の米雇用統計の反応を考慮すれば、市場は敏感に反応する可能性も想定される。

*ISM非製造業景気指数(10月)23:00
予想 53.0 前回 53.6