欧州為替:ドル上げ渋り、ユーロ圏9月失業率上昇もドル買いは限定的

3日のロンドン外為市場でドル・円は、150円43銭まで戻した後、150円28銭まで弱含み。米長期金利の低下を意識したドル売りは一巡したが、ドルは150円台半ば近辺で伸び悩んでいる。

ユーロ・ドルは、1.0620ドルまで下落後、1.0648ドルまで反発。ユーロ・円は、159円71銭から160円05銭まで上昇した。ユーロ圏9月失業率は市場予想を上回ったが、目立った反応はなかったようだ。

ポンド・ドルは、1.2186ドルから1.2216ドルまで強含み。ドル・スイスフランは、0.9074フランから0.9040フランまで下落。

[経済指標]
・英・10月S&Pグローバル/CIPSサービス業PMI改定値:49.5(予想:49.2)
・ユーロ圏・9月失業率:6.5%(予想:6.4%)

[要人発言]
・イスラエル報道官
「イスラエル軍がガザ市包囲」

《MK》