明日の為替相場見通し=米9月CPIが相場左右

今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米9月消費者物価指数(CPI)の結果に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=148円60~149円70銭。

米9月CPIは前年同月比で3.6%の上昇が予想されている。8月の同3.7%上昇からは鈍化が見込まれている。前月比では0.3%上昇(8月は0.6%上昇)の予想だ。ただ、足もとでは米連邦準備制度理事会(FRB)高官によるハト派発言で利上げ懸念が後退しており、予想に比べ上昇率が高かった場合などは反動からの急激なドル高・円安も起こり得る。また、新規失業保険申請件数も発表される。