ダウ先物は70ドル安で推移 今週から決算が本格化=米国株

米株価指数先物(9月限)(NY時間09:01)
ダウ先物 34608(-70.00 -0.20%)
S&P500 4533.00(-3.75 -0.08%)
ナスダック100先物 15704.25(+10.00 +0.06%)

米株価指数先物市場でダウ先物は70ドル安で推移しているほか、ナスダック100やS&P500も軟調に推移している。

今週から企業決算が本格化して行く中、それに対する米株式市場の反応を待ちたい雰囲気のようだ。先週末の米大手銀の決算は好調な内容ではあったものの、米株式市場の反応はいまひとつだった。市場は第1四半期以上の減益決算になることを覚悟している。S&P500企業の利益は7%以上の減少が見込まれている模様。

ファンダメンタルズでは、先週の米消費者物価指数(CPI)を受けて、FRBは景気を後退させることなくインフレを抑制できるかもしれないとの期待が高まっている。来週のFOMCを前に今週はFOMC委員が発言を控えるブラックアウト期間に入っており、発言は出てこない。

市場は来週は利上げが確実視しているものの、9月以降については見方が分かれている。だた、9月FOMCまでに米雇用統計、米消費者物価指数(CPI)とも2回数字を確認できる。その結果を待ちたい雰囲気もあるようだ。

一部からは、「ゴルディロックス・シナリオだ。確かに人々は物価に多少の痛みを感じている。しかし、雇用はある。ソフトランディングの見方がますます有利になり、完璧なディスインフレが市場を熱狂させている」といった声も聞かれる。

今週の決算は明日18日にバンカメ<BAC>やモルガン・スタンレー<MS>、19日にゴールドマン<GS>、テスラ<TSLA>、IBM<IBM>、ネットフリックス<NFLX>が予定されている。

(NY時間09:11) 時間外
アップル<AAPL> 191.43(+0.74 +0.39%)
マイクロソフト<MSFT> 345.57(+0.33 +0.10%)
アマゾン<AMZN> 134.96(+0.28 +0.21%)
アルファベット<GOOG> 125.73(+0.03 +0.02%)
テスラ<TSLA> 287.20(+5.82 +2.07%)
メタ・プラットフォームズ<META> 307.00(-1.87 -0.61%)
AMD<AMD> 116.04(+0.10 +0.09%)
エヌビディア<NVDA> 459.50(+4.81 +1.06%)