NY外為:ドル売り一服も上値重い、米インフレ鈍化を想定

NY外為市場でドル売りは一段落したが、依然上値が重い展開となった。明日発表が予定されている消費者物価指数(CPI)で伸び鈍化を想定し米国債相場が上昇。金利低下に連れドル売りが優勢となった。米10年債利回りは一時3.94%まで低下後、3.988%まで戻したが4%付近からは再び低下。

ドル・円は欧州市場で140円16銭まで下落したのち140円45銭まで戻した。ユーロ・ドルは1.1ドルを割り込み1.0977ドルまで下落。ポンド・ドルは1.2917ドルから1.2887ドルまで下落した。

《KY》