ダウ先物が上昇 中国の景気刺激策への期待と明日の米CPIを天秤にかけている雰囲気も=米国株

米株価指数先物(9月限)(NY時間08:49)
ダウ先物 34256(+110.00 +0.32%)
S&P500 4455.00(+10.75 +0.24%)
ナスダック100先物 15223.25(+36.25 +0.24%)

米株価指数先物市場でダウ先物が上昇しているほか、ナスダック100やS&P500も堅調に推移している。市場には、中国の景気刺激策による潜在的な押し上げ効果と、追加利上げ観測を煽る可能性のある明日の米消費者物価指数(CPI)を天秤にかけている雰囲気も出ている。

中国の経済紙が 中国政府による景況感を押し上げる施策と伴に、不動産支援策の強化の可能性を指摘する記事を掲載したことで市場は行方を注目している。

市場からは、「これはゲームチェンジャーになるかもしれないが、それでも、米景気後退への不確実性を考慮すれば、積極的なポジション形成は控え、個別銘柄やセクターに注目すべき」との指摘も出ていた。米国株は不安定になる可能性があるが、投資家は米景気後退のシナリオを織り込んでおらず、バリュエーションは割高になっているという。

また、「FRBのこれまでのインフレ対策がもたらす未知の経済的コストは、今週に入ってのFOMC委員の追加利上げの必要性を強調した発言で浮き彫りになった」との指摘も出ていた。

(NY時間08:59) 時間外
アップル<AAPL> 189.63(+1.02 +0.54%)
マイクロソフト<MSFT> 332.19(+0.36 +0.11%)
アマゾン<AMZN> 128.04(+0.91 +0.72%)
アルファベット<GOOG> 117.10(+0.23 +0.20%)
テスラ<TSLA> 269.19(-0.42 -0.16%)
メタ・プラットフォームズ<META> 294.90(+0.80 +0.27%)
AMD<AMD> 112.61(-0.97 -0.85%)
エヌビディア<NVDA> 423.72(+1.92 +0.46%)