このあと6月のISM製造業景気指数 判断基準の50を8カ月連続で下回ることが見込まれる

このあと日本時間23時に6月のISM製造業景気指数が発表される。予想コンセンサスは47.1と前回から若干の上昇が見込まれているものの、判断基準である50を8カ月連続で下回ることが見込まれている。

家計支出がサービス業に向かう中、米製造業は冴えない状況が続いており、新規受注は縮小を加速させている。前回は、回答者らは米製造業がいつ成長を再開するのか不安に思っているとことが示されていた。

米製造業は需要減退を見越して不要な在庫の積み増しを避ける傾向を鮮明にさせており、その状況は今回も継続しているものと見られている。

なお、同時刻に5月分の米建設支出も発表される。

ISM製造業景気指数(6月)23:00
予想 47.1 前回 46.9

建設支出(5月)23:00
予想 0.6% 前回 1.2%(前月比)