ダウ先物 34573（-70.00 -0.20％）
S＆P500 4484.50（-3.75 -0.08％）
ナスダック100先物 15350.25（+13.25 +0.09％）
米株価指数先物市場でダウ先物は70ドル安で推移している一方、ナスダック100も小幅に下落。明日が独立記念日で休場の中で、市場参加者も少なく、本日の市場は動意薄の展開も予想されている。市場は来週以降の決算シーズンや、金曜日の米雇用統計などのデータに経済の健全性を見極めようとしている。
本日から下半期の相場が開始されるが、上半期の米株式市場は好調な展開となった。特に人工知能（AI）関連銘柄のブームを追い風にIT・ハイテク株への買いが強まり、ナスダックは1983年以来最大の31．7％の上昇で上半期を終えた。FRBのタカ派姿勢にもかかわらず、米経済の底堅さを示す最近のデータも投資家心理を好転させ、景気後退への懸念を和らげた。
「テクニカルな観点からの追い風は、普遍的な悲観論が薄れるにつれて終わりつつあるかもしれないが、心強いマクロ・データおよび企業決算によって、テクニカルからファンダメンタルズへのハンドオフが可能であることを示す兆候が強まっている」との指摘も出ている。
一方、警戒感も引き続き根強い。米大手銀のストラテジストからは、米企業の利益率は上半期がピークで下半期は悪化するとの見方も出ている。米企業の利益率は過去最高付近だが、これ以上は伸びず、その水準にも留まる可能性は低いと指摘している。インフレ鈍化と成長減速の中で、今後は値上げが不可能になるという。
市場ではどちらに転ぶのか、ここから先は、経済指標や企業決算を待ちたい雰囲気も強いようだ。
テスラ<TSLA>が時間外で上昇。前日の日曜日に4－6月期（第2四半期）の世界納車台数を発表し、46万6140台と過去最多となった。予想（44万8350台）も上回っている。マスクCEOの立て続けに発表した値下げ戦略が奏功した格好。
明日は独立記念日のため米株式市場は休場となるが、本日はそれに関連して、現地時間午後1時（日本時間4日2時）までの短縮取引となる。
また、本日は日本時間23時に6月のISM製造業景気指数が発表される。
(NY時間09:08) 時間外
アップル<AAPL> 193.57(-0.40 -0.21％)
マイクロソフト<MSFT> 339.65(-0.89 -0.26％)
アマゾン<AMZN> 130.49(+0.13 +0.10％)
アルファベット<GOOG> 120.80(-0.17 -0.14％)
テスラ<TSLA> 276.20(+14.43 +5.51％)
メタ・プラットフォームズ<META> 287.28(+0.30 +0.10％)
AMD<AMD> 114.86(+0.95 +0.83％)
エヌビディア<NVDA> 425.56(+2.54 +0.60％)