ダウ先物は小動き 次の材料を待ちの展開が続く=米国株

米株価指数先物(6月限)(NY時間08:52)
ダウ先物 33672(-37.00 -0.11%)
S&P500 4276.25(+2.00 +0.05%)
ナスダック100先物 14365.00(+33.50 +0.23%)

米株価指数先物市場でダウ先物は小動きの一方、ナスダック100は上昇。先ほど発表の米新規失業保険申請件数が労働市場の軟化を示したことで、米国債利回りが低下しており、時間外でIT・ハイテク株に買い戻しが出ているようだ。

ただ、全体的には方向感のない展開が続いている。投資家は次の材料を待っており、ポジション調整の範囲に留まっている印象。「決算が終わり、債務上限問題が解決し、来週のFOMCを待つという、ちょっとした空白地帯にいる」との声も出ている。「FRBが利上げを一時停止することが広く予想されているが、ガイダンスがどうなるのか。そして、13日の米消費者物価指数(CPI)指数がどうなるのかが本当に重要になる」とも述べている。

インフレがFRBの2%目標を上回っているにもかかわらず、マクロ的な兆候はじりじりと軟化していることが示されている。例えば、米賃金の伸びは鈍化。求人のIndeed社によると、5月の賃金は年率換算で前月比5.3%の上昇となったが、4月から0.4%ポイント低下した。なお、短期金融市場ではFOMCでの据え置きの確率を75%程度で見ている。

(NY時間09:02) 時間外
アップル<AAPL> 177.78(-0.04 -0.02%)
マイクロソフト<MSFT> 323.83(+0.45 +0.14%)
アマゾン<AMZN> 123.35(+2.12 +1.75%)
アルファベット<GOOG> 123.35(+0.41 +0.33%)
テスラ<TSLA> 225.30(+0.73 +0.33%)
メタ・プラットフォームズ<META> 262.48(-1.12 -0.42%)
AMD<AMD> 118.52(+0.69 +0.59%)
エヌビディア<NVDA> 377.60(+2.85 +0.76%)