IMF、来年後半までの米政策金利を5.25-5.50%と予測

IMFは来年後半までの米政策金利を5.25-5.50%と予測した。また、米債務上限問題に関しては、直ちに引き上げるか停止するよう促した。その遅れはシステミック・リスクを生み出す可能性があるとしている。IMFは声明で、「米債務上限を巡る駆け引きは、米国と世界経済の双方に回避可能なはずのシステミック・リスクを生じさせる可能性がある」と述べた。

IMFは各国の経済・金融情勢を評価する4条協議の最終声明で、「下振れリスクを悪化させないために、債務上限は直ちに引き上げられるか、議会によって一時停止されるべきだ」とも語った。