【市場反応】米5月ミシガン大消費者信頼感指数確報値、期待インフレ低下でドル買い一服

米5月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値は59.2と、速報値57.7から予想以上に上方修正された。4月からは低下し、昨年11月来で最低。米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ期待として注視している同指数の1年期待インフレ率確報値は4.2%と速報値4.5%から下方修正され、4月4.6%から低下。また、5-10年期待インフレ率確報値も3.1%と、速報値3.2%から下方修正された。

期待インフレ率の低下で、米2年債利回りは4.6%から4.54%へ低下した。ドル買いも一服し、ドル・円は140円39銭の高値から140円15銭へ反落。ユーロ・ドルは1.0721ドルから1.0735ドルへ反発した。

【経済指標】・米・5月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値:59.2(予想:58.0、速報値:57.7)・米・5月ミシガン大学1年期待インフレ率確報値:4.2%(速報値:4.5%)・米・5月ミシガン大学5-10年期待インフレ率確報値:3.1%(速報値:3.2%)