来週の為替相場見通し=米4月PCEデフレーターなど注目

来週の外国為替市場のドル円相場は、急激なドル高・円安のトレンドが続くかが注目されそうだ。予想レンジは1ドル=137円50~139円00銭。

今週は米債務上限問題が合意に近づいているとの見方から、ドルが買われた。また、利上げ停止が有力とみられていた6月米連邦公開市場委員会(FOMC)では、利上げ継続もあり得るとの見方から、ドルが買われる動きとなった。来週は23日に米5月製造業PMIが発表され、24日に5月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が公表される。25日に米1~3月GDP改定値、26日に米4月個人消費支出(PCEデフレーター)の発表が予定されている。国内では22日に3月機械受注、26日に5月東京都区部消費者物価指数(CPI)が発表される。