東京為替:ドル・円は軟調、下押し圧力続く

5日の東京市場でドル・円は軟調。東京の休場で薄商いのなか、米金融不安で円買いが先行し、早朝の134円31銭から下落基調に振れた。また、欧州中銀(ECB)や豪準備銀行の追加利上げ期待でドルが下げ、午後の取引で133円88銭まで弱含んだ。

・ユーロ・円は147円77銭から148円12銭まで上昇。
・ユーロ・ドルは1.1010ドルから1.1047ドルまで値を上げた。

・17時時点:ドル・円134円00-10銭、ユーロ・円147円80-90銭
・日経平均株価:休場

【経済指標】
・中・4月財新サービス業PMI:56.4(予想:57.2、3月:57.8)
・スイス・4月失業率:2.0%(予想:1.9%、3月:2.0%)
・独・3月製造業受注:前月比-10.7%(予想:-2.3%、2月:+4.5%←+4.8%)
・スイス・4月消費者物価指数:前年比+2.6%(予想:+2.8%、3月:+2.9%)

【要人発言】
・ビルロワドガロー仏中銀総裁
「さらに数回んオ利上げが行われる可能性が高い」
「ECBの小幅な利上げを好む」
・豪準備銀行四半期金融政策報告
「インフレ率を目標に戻すために必要なことを実施」
「目標到達のためにさらなる引き締めが必要かもしれない」
「CPIは2023年末+4.5%、24年末+3.2%、25年半ば+3.0%と予想」

《TY》