NY外為:ユーロ売り一服、ECB利上げペース減速もラガルドECB総裁は追加利上げを示唆

NY外為市場ではユーロ売りが一服した。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は定例理事会後の会見でインフレが依然過剰に高すぎで過剰に長期にわたるとし、利上げがまだ終了していないことを明確化。さらに、今会合では見解が分かれ、0.25%と同時に一部で0.5%の利上げを支持する意見もあったが、利上げ停止の意見はなかったことを明らかにした。

朝方はECBの利上げが0.25%にとどまり、利上げペース減速を受けユーロ売りが加速した。ユーロ・ドルは1.1002ドルの安値から1.1040ドルへ反発。ユーロ・円は148円28銭の安値から148円81銭へ反発した。