25日の市場は日経平均が4日ぶりに反発。終値は前日比172円高の3万7780円で、一時は先月27日以来の3万8000円台乗せの場面もあった。前日の米国株が大きく上げたことや1ドル=150円台に入った急速な円安を好感して買いが先行。トランプ関税に関して一部で免除される項目があることも買い材料となった。一方、日経平均はここ数日の上値抵抗線となっている25日移動平均線(3万7781円)を終値でわずかに超えられなかった。
昨日の米国市場はトランプ関税の過度な懸念が後退したことでダウ平均は大幅続伸した。トランプ大統領が4月2日から導入する相互関税などに関し、一部の国や品目で関税を免除する意向を示したことが好感されている。特に医薬品や半導体が除外されることは安心感につながり見直し買いが幅広い銘柄に入ってきた。ハイテク株の比率の大きいナスダック指数も大幅高へ。市場全体が関税売りを一巡させてきたようだ。
さて、東京市場は改めてトランプ次第という展開となり本日は関税の過度な懸念後退で値を戻している。朝令暮改的な政策で発言に対する信用度は低いものの、とりあえず今は悪材料を織り込み切ったばかりであり売り方は買い戻さざるを得ない。上場全銘柄で算出する指数トピックスはザラバベースでわずかながらも年初来高値を更新。来季業績に対し過度な懸念は薄れている状況だ。(ストック・データバンク 編集部)