*米求人件数(1月)23:00
結果 774.0万人
予想 760.0万人 前回 750.8万人(760.0万人から修正)
結果 774.0万人
予想 760.0万人 前回 750.8万人(760.0万人から修正)
米労働統計局が発表した労働省雇用動態調査(JOLTS)の1月の米求人件数によると、求人数は12月の751万人から774万人に増加した。予想も上回った。求人数の増加を牽引したのは、金融、小売、建設業であった。一方、退職者の増加が広範囲に及んだ。
過去3年間は減少傾向であったにもかかわらず、求人数はパンデミック前の平均を上回っており、雇用主が依然として人材確保を検討していることを示唆している。
1月の雇用率は横ばいで、解雇率は6月以来の低水準となる1.0%まで低下した。自発的に離職する人の割合を示すいわゆる離職率は2.1%に上昇し、7月以来の高水準となった。
ただ、今回のデータは1月分であることから、トランプ大統領の経済政策の影響はさほど反映されていない。
FRBが労働需給のバランスを示す指標として注視している失業者1人当たりの求人比率は1.1件で横ばいだった。2022年のピーク時には2.0件だった。