・ | 普通株式型 |
・ | 目標募集額:1100万円、上限募集額:4500万円 |
・ | エンジェル税制あり(優遇措置B) |
・ | 株主優待あり:尿検査キットなど |
・ | みなし時価総額:1億4580万円 |
・ | 類似上場企業:データホライゾン <3628> [東証G]、Welby <4438> [東証G]、エコナビスタ <5585> [東証G]、マーソ <5619> [東証G]、メンタルヘルステクノロジーズ <9218> [東証G] |
※「みなし時価総額」はミンカブ編集部が「発行済み株式数×募集株式の払込金額」により試算
「100年生きたら、おもしろかった」世界を
(出典:FUNDINNO)
(出典:FUNDINNO)
(出典:FUNDINNO)
(出典:FUNDINNO)
(出典:FUNDINNO)
Nurse and Craftは高齢化が進む地域で、予防医療を起点に地域再生をするベンチャー企業です。
デジタルとアナログを融合した独自開発の予防医療サービス「STARTWELL(スタートウェル)」を通じて、高齢者の健康の維持と社会的孤立・孤独の解消を図り、「100年生きたら、おもしろかった」と誰もが言える世界の実現を目指しています。
「STARTWELL」の目標は、スマートウォッチや簡易尿検査キットによる健康データモニタリングサービスと定期訪問サービスを組み合わせることで、運動促進、睡眠・栄養改善、社会的交流の創出による健康づくりを実現することです。
現在、拠点を置く広島県・大崎下島で第1弾プロジェクトを開始しており、高齢化率が70%を超える中、高齢者の社会的接点の増加や健康意識の向上などが見られ、実効性が証明されているといいます。
愛媛県松山市や岡山県新見市でも、少ない人手で、より多くの高齢者のヘルスケアを担えるよう「STARTWELL」の実装が進んでいるそうです。
現在は、沿線に首都圏人口の約15%を抱える大手鉄道会社や松山市の薬局チェーンなどとの実装検証や提携を進めており、今後は自治体との連携も予定しています。
「弊社は超高齢社会の課題に挑み、社会貢献と成長性を兼ね備えたビジネスモデルとして、日本のみならずアジア全体を対象として、大きな可能性を秘めていると自負しています」(同社)
同社は「成長のための課題」「解決方法」として以下を挙げています。
【成長のための課題】
・健康な高齢者に対する「予防医療」の重要性の啓発
・「STARTWELL」導入による健康の維持や増進、改善のエビデンス構築
・個別化されたアドバイスの自動化と訪問スタッフ業務の高度化・標準化
【解決方法】
・医療・介護資源が不足する地域特性のための「予防医療」の必要性を訴求
・大学や他社との共同研究を通じた科学的根拠の提示
・AIの実装
約4割の自治体に「消滅する可能性」
(出典:FUNDINNO)
2050年には、現在ある約4割の自治体に「消滅する可能性がある」という調査結果が出たといい、高齢化や人口減少が著しい地方部では公的支援機関でさえもサービスの持続が難しく、医療・介護資源の不足が深刻化しているそうです。
近年、医療・介護費の抑制を目指す政府の方針から、予防医療を充実させることで健康寿命を延ばす取り組みが不可欠であり、特に医療アクセス不便に陥る地方部からニーズが顕在化しつつあるといいます。
予防医療には、病気にならない健康づくりのほか、高齢者の孤立・孤独の解消も重要であると考えています。
「弊社が拠点を置く広島県・大崎下島では、高齢化率が70%を超え、独居や地域交流の減少により『1週間、誰とも会話していない』などの声が聞かれるほどです。『STARTWELL』は単なる見守りサービスにとどまらず、高齢者が主体的に健康維持に取り組むことを支援し、人とのつながりを創出することで、高齢になっても社会から孤立せず、社会の一部としていられる喜びを提供しています」(同社)
市場の魅力・事業内容・ビジネスモデル・特徴
(出典:FUNDINNO)
同社によると、高齢者の社会的孤立・孤独は健康や幸福感、地域に深刻な影響を及ぼし、特に人口3万人以下の過疎化が進む地方自治体では、医療・介護従事者の不足と独居世帯の増加が深刻な課題である一方、医療が不要な健康的な生活、「予防医療」への関心が高まっているそうです。
「こうした背景を受け、ヘルスケア産業全体の市場規模は、2050年には約77兆円に達すると推計されており、公的保険外サービスの需要が拡大しています」(同社)
特に、高齢者向けの予防医療やヘルスケアサービスの需要が年々増加、成長性の高い市場として注目されているそうです。投資家の間でも「孤独」が投資テーマとして注目されており、一つの市場として捉える動きが進んでいるといいます。
予防医療ニーズの高まりから、2022年には内閣府主導で、大阪府・茨城県・石川県などが「スーパーシティ型国家戦略特区」構想を始動。これは、デジタルの活用と制度改革を一体的に推進し、新たなサービスによってさまざまな地域課題の解決を目指す取り組みだそうです。
特に高齢化が進む日本で、医療サービス同士の連携やAIによるパーソナルデータ解析など、地域を巻き込んで「病気にならない健康づくり」が進行。「マイナンバーカードと健康保険証の一体化に代表されるように今後、こうした取り組みは日本全国で広がっていくと考えられ、弊社には非常に強い追い風になると考えています」(同社)。
(出典:FUNDINNO)
こうした中、予防医療を行うベンチャー企業が国内外で増加しており、成長分野として注目されているそうです。
オンライン診療サービスを提供するM社は、2019年に東証マザーズ(現:グロース)市場に時価総額約350億円で上場し、2022年にグロース市場へ区分変更後、現在の時価総額は約1400億円だといいます。
有料老人ホームや訪問看護・介護事業を展開するA社は、2019年にグロース市場に時価総額約468億円で上場しているそうです。
「弊社もこれらの成長企業のように、IPOに向けて、強い成長曲線を描いていきたいと考えています」(同社)
(出典:FUNDINNO)
同社は、デジタルとアナログを融合した独自開発の予防医療サービス「STARTWELL」を展開しています。
これは、スマートウォッチや簡易尿検査キットによる健康データモニタリングサービスと、定期訪問サービスを組み合わせ、運動促進や睡眠・栄養改善、社会的交流の創出による高齢者の健康づくりの実現を目指すものです。
主な機能として、Fitbitを活用した24時間の身体データ・行動データのモニタリングと定期的な尿検査キットの提供を通じて、利用者の栄養状態の傾向を把握。現在、広島県・大崎下島で第1弾プロジェクトを開始し、高齢化率が70%を超える地域では独居高齢者の約10%が利用しているそうです。
さらに、愛媛県松山市や岡山県新見市でも「STARTWELL」の実装を進めており、「良好な人間関係とテクノロジーによる一次予防モデル」として全国展開していきたいといいます。
同社は直接的なサービス提供のほか、首都圏人口約15%を抱える大手鉄道会社などとの協業により、既存の訪問サービス網を活用した展開スキームも構築中。「大学との連携を通じた人材育成や共同研究も検討中で、地域の医療資源と人材を最大限に活用した持続可能な予防医療モデルの構築を目指しています」(同社)。
(出典:FUNDINNO)
「STARTWELL」では、既存の訪問サービス網を持つ事業者に、エンドユーザー数に応じた従量課金制のライセンスを提供。3つのプランがあり、これらは尿検査キット(体内栄養素の計測)の回数などニーズに応じた柔軟な設計が特徴です。
「このモデルにより、地方部においても採算の取れるビジネス展開を実現しています」(同社)
エンドユーザーに対する販売価格はオープン価格としており、このモデルにより、パートナー企業は利益確保がしやすく、既存ビジネスの収益増加が図れるビジネス展開を実現しているそうです。
予防医療の重要性が高まる中、自治体との協業を通じて新しい地域医療モデルの構築も推進。愛媛県松山市での実装事業では、市内の薬局チェーンと提携を進めています。
「来年度以降は、愛媛県内の他事業者への展開も計画しています」(同社)
(出典:FUNDINNO)
同社は、従来の見守りサービスや健康管理アプリとは異なる、独自の予防医療モデルを確立しています。
従来のサービスとは異なり、睡眠・運動・栄養などさまざまな健康状態を包括的に把握し、また、汎用的なウェアラブルデバイスを活用することで導入のハードルを下げることが可能です。
ユーザーの健康データを蓄積・分析することで、より効果的な予防医療サービスの開発も可能。将来的にはフレイル(健康な状態と要介護状態の中間の段階)や認知症予防にも焦点を当て、医療機関や研究機関とも連携しつつ、より大きな市場の獲得を目指すといいます。
広島県・大崎下島では、ほとんどのユーザーが解約することなくサービスを継続しており、独居高齢者については解約率0%。「これは、けがや病気になってから医療を頼る従来型の思考から、予防に努めることで自立期間を延ばし、人間としての尊厳を守るという考え方が地域に浸透している証しと考えています」(同社)。
「ユーザーとの信頼関係と地域に根差した活動は、サービスの改善やさまざまな事業者との連携など、今後の事業展開における重要な基盤となります。予防医療が事業として見込めることを示すことで、日本全体の地域医療の持続可能性を高めたいと考えています」(同社)
今後の成長に向けて
(1)2028年よりIPO準備開始、2031年IPOを計画
(出典:FUNDINNO)
(出典:FUNDINNO)
(2)短期計画
現在は「STARTWELL」の企業向けライセンス提供を本格化させ、松山市でのデジタル実装加速化プロジェクト「トライアングルエヒメ」に取り組んでいます。
都内の大手鉄道会社が展開するサービスとも提携計画も進行中で、都市部における多様なビジネスニーズに対応していきたい考えです。
岡山県新見市との連携では、「STARTWELL」と同地域の大学の学生を活用した取り組みを推進する予定で、過疎地域における予防医療をアップデートすることで地域全体の健康力向上とコミュニティの活性化を図るといいます。
「健康データの自動収集・分析システムの開発を完了し、アラート機能や自動生成される健康管理アドバイスを活用した効率的なサービス提供体制の確立を目指します」(同社)
「パートナー企業については、エンドユーザーへの高品質で一貫したサービスが提供できるよう、弊社看護師によるオンライン健康管理指導の体制を整備したいと考えています」(同社)
各地の企業との提携を進め、都内を中心に、2027年7月期までにエンドユーザー約1200人の達成を目指す考えです。
(3)中長期計画
5年後の2029年7月期までに大都市を中心にエンドユーザー約1万8000人の達成を目指します。ここまでに大学や他社との連携を通じてエビデンスを構築することで独自性をさらに強化し、蓄積された健康データや新たなデータ項目、ノウハウを活用することで、フレイルや認知症予防の市場獲得を進める計画です。
健康管理アドバイスの質の向上を図ることで、訪問スタッフを専門職に限らず、一般でも担えるようにして社会福祉の拡張を目指し、1次予防市場における確固たる地位を築きたいと考えています。
「予防医療プラットフォームとして地域包括ケアシステムの中核を担い、医療・介護費用の適正化に貢献する新たな社会インフラの構築を目指し、高齢化が進むアジア各国のヘルスケア企業との提携を進め、アジアの成長を取り込んでいきます」(同社)
(4)2031年に6万人以上の「STARTWELL」ユーザー数を計画
(出典:FUNDINNO)
類似上場企業(業態やサービス・製品などで類似性の見られる企業)
・データホライゾン <3628> [東証G]
・Welby <4438> [東証G]
・エコナビスタ <5585> [東証G]
・マーソ <5619> [東証G]
・メンタルヘルステクノロジーズ <9218> [東証G]
株主優待
【基準日】
毎年2月末日
【優待内容】
・1〜39株の方:尿検査キット1回分+レポート
・40〜99株の方:Fitbit+尿検査キット1回分+レポート
・100株以上の方:Fitbit+尿検査キット2回分+レポート
(Fitbitはレンタル品ですので、1カ月後にレターパック等で返却する)
【申し込み方法】
基準日経過後、メールで申し込みの案内をする。申し込み時の名前・住所と株主名簿の名前・住所を照合して、利用の確認をする。
【注意事項】
当優待は1人、1年に1回限りの優待。優待内容は変更や廃止になる場合がある。
発行者・募集情報
■募集株式の発行者の商号及び住所、資本金等
Nurse and Craft株式会社
広島県呉市豊町久比2312
資本金:1,800,000円(2024年11月12日現在)
発行済株式総数:180株(同)
発行可能株式総数:5,000株
設立日:2019年8月30日
決算日:7月31日
※2024年12月12日を効力発生日として、1株を81株とする株式分割に伴う発行済株式総数、発行可能株式総数の変更を実施しており、登記申請中。登記完了後の発行済株式総数は14,580株、発行可能株式総数は1,000,000株となる。
■資金使途
・目標募集額達成時の資金使途内訳
調達額1,100万円を以下の目的に充てる予定。
システム開発費 858万円
手数料 242万円
・上限募集額達成時の資金使途内訳
上記に追加し、調達額3,400万円(目標募集額1,100万円と上限募集額4,500万円との差額)を以下の目的に充てる予定。
システム開発費 1,562万円
人件費 858万円
マーケティング費用 232万円
手数料 748万円
■投資金額のコース及び株数
100,000円コース(10株)
200,000円コース(20株)
300,000円コース(30株)
400,000円コース(40株)
500,000円コース(50株)
1,000,000円コース(100株)
2,000,000円コース(200株)
3,000,000円コース(300株)
4,000,000円コース(400株)
5,000,000円コース(500株)
10,000,000円コース(1,000株)
※特定投資家口座以外からの申し込みの場合、500,000円コース(50株)までしか申し込みできない。特定投資家口座からの申し込みの場合、10,000,000円コース(1,000株)を上限とする。
■申込期間
2025年1月6日〜1月20日
■目標募集額
11,000,000円(上限募集額 45,000,000円)
※特定投資家口座全体からの申し込みの上限は36,000,000円とする。
■払込期日
2025年2月13日
■連絡先
電話番号:050-7119-6477
メールアドレス:hello@nurseandcraft.io
※本株式投資型クラウドファンディングの詳細については、FUNDINNOの下記ページをご覧ください。
▼〈アジアNo.1に選出〉ユニコーンへ期待高まる注目ベンチャー。予防医療を起点とする地域再生モデルに全国自治体が熱視線「Nurse and Craft」
⇒⇒★元日〜6日に、2025年「新春特集」を一挙、”25本”配信します。ご期待ください。
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