米新築住宅販売、11月はハリケーンから回復

この日発表になった11月の米新築住宅販売件数は年率で66.4万件とハリケーンの影響が出た前回から増加に転じた。ハリケーンの影響で先送りされていた契約が締結され、建築業者の住宅ローンの一部肩代わりや値引きといったインセンティブで買い手を呼び込んだことも奏功した。

ハリケーンによる被害で落ち込んでいた南部が14%近く増加。中西部でも2021年以来の大幅増となった。北東部と西部では減少した。

供給増が購入価格の値ごろ感を支援。販売価格の中央値は前年比で6.3%下がって、40万2600ドルとなった。

ただ、住宅ローン金利は9月に2年ぶり水準に下げたものの、その後は高止まりし、再び7%に近づきつつある。

*米新築住宅販売件数(年率)(11月)0:00
結果 66.4万件
予想 66.9万件 前回 62.7万件(61.0万件から修正)