ETF売買動向=19日寄り付き、日経レバの売買代金は289億円と活況

19日寄り付きの上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比156.6%増の647億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同170.1%増の491億円となっている。

個別では上場インデックスファンド米国債券(為替ヘッジあり) <1487> 、iシェアーズ 米国債 3-7年 ETF(為替ヘッジあり) <2856> 、上場ファンドJリート <1345> 、MAXIS Jリート・コア上場投信 <2517> 、NEXT FUNDS MSCIジャパン気候変動指数 <294A> など31銘柄が新安値。

そのほか目立った値動きではiFreeETF NASDAQ100 ダブルインバース <2870> が7.57%高、iFreeETF S&P500 インバース <2249> が6.22%高、iFreeETF NASDAQ100インバース <2842> が3.84%高、上場インデックスファンドS&P インバース <2240> が3.13%高、iFreeETF S&P500 インバース <2238> が3.10%高と大幅な上昇。

一方、iFreeETF NASDAQ100 レバレッジ <2869> は7.67%安、iFreeETF S&P500 レバレッジ <2237> は6.36%安、上場インデックスファンドS&P レバ2倍 <2239> は6.28%安、NEXT NYダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジETN <2040> は5.42%安、NEXT FUNDS 野村企業価値分配指数連動型 <1480> は4.77%安と大幅に下落している。

日経平均株価が578円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金289億9400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金187億7100万円を大きく上回る活況となっている。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が39億5900万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が31億7000万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が29億3500万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が20億9200万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が19億8100万円の売買代金となっている。