ETF売買動向=2日前引け、野村上証50、iFEGBAが新高値

2日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比4.3%減の1758億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同5.8%減の1544億円だった。

個別ではNEXT FUNDS上証50連動型 <1309> 、中国H株ブル2倍上場投信 <1572> 、iFreeETF 中国科創板 50(STAR50) <2628> 、iFreeETF中国グレーターベイエリア <2629> 、One ETF 南方 中国A株 CSI500 <2553> など7銘柄が新高値。SMT ETF国内リート厳選投資 <258A> 、NEXT 香港ハンセン・ベア <2032> が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではMAXIS HuaAn中国株式(上海180A株) <2530> が21.05%高、NEXT 原油ブル <2038> が7.40%高、上場中国A株パンダ <1322> が3.76%高、WTI原油価格連動型上場投信 <1671> が3.55%高、NEXT エネルギー資源 <1618> が3.42%高と大幅な上昇。

一方、中国H株ベア上場投信 <1573> は4.19%安、MAXIS米国国債1-3年(為替ヘッジなし) <181A> は4.10%安、半導体フォーカス日本株(ネットリターン)ETN <163A> は3.20%安、NEXT NOTES ドバイ原油先物 ベア ETN <2039> は3.10%安と大幅に下落した。

日経平均株価が638円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1134億9800万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1213億5000万円を下回った。

その他の日経平均ETFではNEXT 日経225連動型 <1321> が76億6400万円、日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が75億9900万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が61億9200万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が54億3700万円、楽天ETF-日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が36億9800万円の売買代金となった。