東京時間14:01現在
香港ハンセン指数 18493.51(+413.90 +2.29%)
中国上海総合指数 3071.02(-15.80 -0.51%)
台湾加権指数 21567.66(+393.44 +1.86%)
韓国総合株価指数 2686.38(+49.86 +1.89%)
豪ASX200指数 7763.80(+62.06 +0.81%)
インドSENSEX30種 76064.31(+2103.00 +2.84%)
アジア株は上海を除いて上昇、前週末のダウ大幅高を好感した買いが続いている。時間外でも米株は上昇しており、ダウは120ドル高。前週末に発表された米PCE価格指数は前年比+2.7%と前月から横ばい、市場予想とも一致したことで米インフレ長期化に対する過度な懸念が後退している。
香港株は大幅高。ハイテクや不動産、医療品、消費者サービス関連など幅広い銘柄が上昇している。
電気自動車(EV)メーカーの理想汽車(リ・オート)は5.7%高、5月の販売台数が前年同月比23.8%増となったことが好感されている。比亜迪(BYD)や吉利汽車控股(ジーリー・オートモービル)など他の自動車株も連れ高。
上海株は0.51%安。前週末に発表された5月製造業PMIが予想外に伸びが縮小し、好不況の分かれ目である50を割り込んだことを受け、製造業の成長鈍化が懸念されている。きょう発表された中小企業を対象とする財新の製造業PMIは予想以上に上昇し、2022年6月以来の高水準となったことを受け中国株は一時プラス圏に転じたが、買いは続かなかった。
インド株は急騰、史上最高値を更新。7万6000ポイント台にしっかり乗せている。パワー・グリッド・コーポレーション・オブ・インディアやナショナル・サーマルパワーなど電力関連が急騰。資本財や耐久財、自動車関連も大幅高。そのほか、金融やエネルギー、素材、コミュニケーションサービス関連も総じて上昇している。
インド総選挙ではモディ氏率いる与党連合が圧倒的多数を獲得する見込み、正式な結果はあす公表される。モディ氏はインド経済を世界5位から3位に押し上げることを約束しており、3期目突入でさらなる経済成長が期待される。
通貨ルピーも急騰、対ドルで3月以来となる1ドル=82ルピー台。