ETF売買動向=9日前引け、日興MS世界、日興NQヘ無が新高値

9日前場の上場投資信託(ETF)および指数連動証券(ETN)の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比26.2%減の1024億円。うち、日経平均株価に連動するETF(ベアETF・レバレッジETFを含む)22銘柄の売買代金は同27.4%減の850億円だった。

個別ではMAXIS 海外株式(MSCIコクサイ)上場投信 <1550> 、iシェアーズ 米国総合債券 ETF <2256> 、One ETF 南方 中国A株 CSI500 <2553> 、NEXT FUNDS外国株式・MSCI <2513> 、iFreeETF S&P500(ヘッジなし) <2247> など17銘柄が新高値。NEXT 運輸・物流 <1628> 、NEXT FUNDS 国内債券・NOMURA <2510> が新安値をつけた。

そのほか目立った値動きではNEXT FUNDSドイツ株式・DAX <2860> が4.96%高と大幅な上昇。

日経平均株価が189円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、NEXT日経平均レバレッジ <1570> が売買代金582億6200万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均781億円を大きく下回っており低調。

その他の日経平均ETFでは日経平均ベア2倍上場投信 <1360> が47億8600万円、日経平均ブル2倍上場投信 <1579> が45億6600万円、NEXT 日経225連動型 <1321> が41億6000万円、楽天ETF-日経レバレッジ指数連動型 <1458> が33億4000万円、NEXT 日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が28億6200万円の売買代金となった。