東京為替:ドル・円はしっかり、155円台に浮上

8日午前の東京市場でドル・円はしっかりの値動きとなり、154円59銭から155円26銭まで上値を伸ばした。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者は年内に引き締め的な現行の政策を維持するべきとの見解を示し、米10年債利回りの上昇でドル高に振れた。
ここまでの取引レンジは、ドル・円は154円59銭から155円26銭、ユーロ・円は166円30銭から166円74銭、ユーロ・ドルは1.0738ドルから1.0755ドル。
【要人発言】
・鈴木財務相
「米国の動意がどうのこうのもコメントできない」
「為替、日米金利差のみで決まるべきではない」
・植田日銀総裁
「これまでのところ基調的な物価上昇率に影響はなかったが、今後影響のリスク」
「金融政策運営は物価安定が目標」
「日銀財務への配慮から必要な遂行が妨げられることはない」

《TY》