NY外為:ドル軟化、リッチモンド連銀やNY連銀総裁が利下げ示唆で

米リッチモンド連銀のバーキン総裁は高金利による本格的な影響があらわれるのはこれからで、景気やインフレが減速していくとの見通しを表明した。現在の金利でインフレが2%に戻ることが可能であると楽観視しているとした。同時に、経済の過熱は見られないが、もし、加熱すればFRBは行動することが可能だとした。米NY連銀のウィリアムズ総裁は「利下げの判断はデータ次第」とし、いずれ、我々は利下げするだろうとの考えを示した。

連邦準備制度理事会(FRB)の次の行動が利下げとの見方に米10年債利回りは4.51%から4.48%まで低下した。ドルは軟化。ドル・円は154円00銭から153円80銭へ弱含んだ。ユーロ・ドルは1.0770ドルから1.0775ドルへ強含んだ。ポンド・ドルは1.2559ドルから1・2567ドルへ再び上昇した。

《KY》